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2018.06.13 Wednesday

「坂を転がる石」ルカによる福音書3:28-38

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    <聖書>

     3:23イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子、 3:24それから、さかのぼって、マタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、 3:25マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、 3:26マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、 3:27ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、 3:28メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、 3:29ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、 3:30シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、 3:31メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、 3:32エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、 3:33アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、 3:34ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、 3:35セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、 3:36カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、 3:37メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、 3:38エノス、セツ、アダム、そして神にいたる。

    口語訳聖書(1954年版) ルカによる福音書3:23-28

     ルカによる福音書では、この系図の後に四十日間の「荒れ野での誘惑」の出来事が記されている。悪魔がキリストを誘惑したのだ。

     「系図」の後に「誘惑」の記述があるのは偶然でない。系図とはすなわち人間の歴史であり、人間の歴史は悪魔の誘惑との戦いの歴史、罪との戦いの歴史であった。そのすべての歴史と罪を背負い、キリストは荒れ野で誘惑を受けられたのだ。

     

     旧約聖書を開けば、そこには神と人間の物語、歴史が記されている。人間は敗れ続けてきた。力への誘惑、神ならぬものの礼拝への誘惑、神を試す誘惑、これらの罪のいざないにいつも屈してきた。人間は永遠に負け続けるのだろうか。悪魔は最後まで高笑いを続けるのか。

     

     今日の聖書の箇所に、「系図」が記されているのは、イエス・キリストが、罪との戦いの歴史に終止符を打つ方として来られたことを表している。

    3:23イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。

     歴史の様相が根本的なところで変化を始めた。それはすでにキリストの誕生によって始まっていたが、「宣教の開始」により石は坂を転がりだした。やがて、この石は十字架と復活の出来事により、死と罪の力を打ち砕く。

     

     これからも、人間は負け続けるように見えるかもしれない。しかし、既に戦いは終わった。だからこの「終わり」から、私達の戦いを始めよう。戦いが終わったからこそ、戦い続ける。決して負けることはない。およそ三十歳の人にして神の子、この方の勝利を、私は信じる。

    久居新生教会牧師 霤朕心鄂

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